3.4.8 活動実績 内科医さん
case 8
相手:32歳 内科医 国公立大?私立大?医学部卒
場所:パレスホテル カフェ
今回ご紹介するのは、P社からお紹介頂いた方。
P社は、お見合い前には相手の名字しか教えてくれないため、名前を特定するところから。
住んでいる場所(区町村)から勤務先病院を予想し、病院と名字をキーワードに検索。
最終学歴が大学院の場合は、国立情報学研究所が提供している博士論文検索サイトで、名字と博士号取得年を頼りに検索。
この2つの方法で見つからないと、特定は難しい。
情報リテラシーが低めの方のために補足しておくと、
完全一致検索
調べたいキーワードをダブルクォーテーション「""」で囲む
マイナス検索
除外したいキーワードの前に半角のマイナス記号「-」を入れる
あいまい検索
キーワードの曖昧な部分を半角のアスタリスク「*」を入れる
という方法があるので、いろいろと試してみることをおすすめする。
今回の内科医さんは、パレスホテルまで電車で2時間半かけて来ていただきた方で、かなりの田舎にお住まいだったため、勤務先病院が特定でき、本名を特定することができた。
内科医さん「今日はありがとうございます。田舎に住んでいるので、ここから見える景色が素敵でテンションがあがります」
パレスホテルの高層階にあるカフェで、窓際の席で、皇居を見下ろすことのできるローケーションだった。
ご家族の話、学生時代の話などをしてくれて、丁寧な言葉遣いで、好感が持てた。
職場の話になった。
内科医さん「私、同性(男性)からモテるんです。この前、亡くなった男性からも、好き好きって言われてて。」
私「そうなんですね。きっと優しい雰囲気だから、患者さんの心の支えになっているのかもしれないですね」
内科医さん「上司の先生(男性)からも、いろいろと誘われてしまうんです。この前は、ちょっと遠くまで一緒に桜を観に行って。」
私「ふたりで?泊まりですか?」
内科医さん「一応、日帰りだったのですが、桜を観に行ったあとに、上司の先生にこんなことを言われました。」
上司の先生「きみを見ていると、胸が苦しくなる。あと3年は待っているからね」
内科医さん「僕もあと3年いろいろとがんばってみて、この上司の先生の気持ちに答えるか決めようと思ってます」
なんて、答えてよいかわからなかった。
結婚相談所で紹介された人なので、もちろん、パートナーとして、女性を探しているのかと思い込んでいたが、パートナーが女性か男性かまだわからないご様子。
1時間半ほど話をして、お開きにすることになった。
後日、結婚相談所のカウンセラーのおばさまから連絡があった。
カウンセラー「内科医さん、どうでしたか?」
私「パートナーに女性を選ぶか男性を選ぶか迷っているようでした」
カウンセラー「そうでしたか。もしかしたら、断る口実かもしれませんね」
私「そうかもしれませんが、結婚相談所のプロフィールにも、Facebookのように、恋愛対象を記入する欄を作るといいと思いますよ」
カウンセラーの対応に少し違和感を感じたが、
みんながHappyになれる、そんな婚活ができる世の中になってほしい
と、切に思ったお見合いだった。