リケジョの婚活あれこれ

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3.4.6 活動実績 内科医さん

東大理Ⅲ→医学部シリーズ、残り1名となりましたが、この方はもう少しあとで紹介したいと思います。

今回は建築好きな内科医さんです。

case6
相手:38歳 内科医 国公立医学部卒
場所:渋谷駅近くのイタリアン


この方は、知見が深い方で、私が家族の話をしても、仕事の話をしても、趣味の話をしても、なんでも楽しく語り合える、そんな方だった。

私「内科医さんの趣味はなんですか?」

内科医さん「そうですね、もともと建築に興味があって、田舎の古民家をリフォームするのが趣味です。」

私「すごいですね、ご自身でなんでもやっちゃう感じですか?」

内科医さん「いろいろと勉強しましたので、ちょっとくらいの工事は簡単にできるんです。」

私「おしゃれな感じにリフォームするのですか?お写真とか見てみたいです。」

内科医さん「それほどでもないのですが、、、」
と謙遜しつつ、iPadでいろいろと見せてくれた。


婚活している方へのアドバイスとして、コミュ力にちょっと自信ない方や短い時間の中で最大限に自分をアピールしたい方は、こういう仕込みをおすすめしたい。

iPadで写真を見ながら話をすると、何も見ないで話をするより、盛り上がれる可能性が高いし、よりリアルに伝わるものがある。


私は、料理写真をコツコツと撮りためて、インスタにアップロードしていた。

趣味について聞かれたら、すかさず料理の話に持っていき、
どんなの作るの?って聞いてくれたらこっちのもの。インスタを見せながら、(いろいろと作っているけれど)これが美味しかったです、と言いながら見せていた。


話がそれてしまったので、内科医さんの話に戻したい。


私「すごいですね、かなり本格的ですね」

内科医さん、嬉しそうだった。

私「ところで、これって、リフォームを依頼されるんですか?」

内科医さん「いいえ、自分で購入して、リフォームして、貸し出すような感じにしてます」

私「そうなのですね、いくつくらいお持ちなのですか?」

内科医さん「うーん、10件くらいかな。
そのうち、1件は、おじいさんが住み着いちゃったから、無料で貸してあげてて、ほかは空き家もありますが、基本は貸してますね。」

私「無料で貸しちゃうなんて、すごいですね」

とても興味深いお話で、あっという間に時間が過ぎていった。



内科医さんは帰り際に、
「もし、僕と結婚したら、楽器くらい買ってあげますからね。趣味を大切にしてくださいね」
と、私の趣味を応援してくれる言葉をかけてくれて、嬉しかった。



帰りの電車で、
趣味が古民家のリフォームってすごいなと感心しつつも、いい状態で維持するのも大変なんだろうな、いろいろと考えてしまった。


一般に空き家などは、老朽化が進んだり、犯罪が起きたりするので、そのままにするのはあまり推奨されていない。
では、内科医さんが所有する古民家はどうなのだろう。


内科医さんいわく、北海道や沖縄など地方で購入したものが多いと言っていた。老朽化を防ぐために定期的に点検にでも行っているのだろうかとか、
犯罪が起きたらどうするんだろうかとか、
趣味は大切にしてほしいけど、結婚後、その趣味に付き合いきれない気がしてしまった。

この話を、結婚相談所のカウンセラーのおばさまにも相談してみたが、変わった趣味を持つ人と結婚するなら覚悟が必要よとバッサリと言われた。
たしかに、おっしゃるとおりだ。


お見合いでは、話が盛り上がったし、楽しかったけれど、なんとなく気が進まなくなってしまい、次のデートはお断りしてしまった。
結婚相手を見つけるのって、本当に大変だと改めて思った。