3.4.7 活動実績 皮膚科医さん
case 7
相手:33歳 皮膚科医 国公立医学部卒
場所:
お見合い 新宿のホテルのラウンジ
仮交際 デート1回目 新宿駅近くのイタリアン
この方は、お見合いの時に、
「僕と結婚したら、他の人よりちょっとだけいい生活ができます。例えば、旅行に行った時にちょっといい食事ができる、そんな感じです。」
と言ってくれて、謙虚な雰囲気がいいなと思い、デートすることになった。
私は、休日を希望したが、予定がなかなか合わず、平日、仕事が終わった後に会うことになった。
デート当日は、駅で待ち合わせて、地下街のイタリアンへ。
ピザを食べながら、学生時代の話から、どんな結婚生活を送りたいかまで、いろいろと話をした。
皮膚科医さん「宗教は何かありますか?」
唐突だが、婚活でははじめの方で確認しておくべき質問である。
私「特にないです」
皮膚科医さん「それならよかったです♪宗教によっては婚前交渉が禁止されてたりするから、本当によかったです」
そうですか〜と流しておいたが、心の中ではぞっとしてしまった。宗教関係なく、婚前交渉したくない人もいますけれどもね。
話を変えようと、
私から少し踏み込んだ質問をしてみた。
私「皮膚科医さんは、今までどんな女性とお付き合いしたのですか?」
皮膚科医さん「僕的にはとてもかわいい女性でした。」
なんとも不思議な回答だったので、
私「僕的には、とは?」
皮膚科医さん「結婚を考えていたので、両親に会ってもらったことがあるのですが、ブスだねと言われ、猛反対されたんです。」
私「あら、そうだったのですね。見た目が原因で、ご両親に反対されることなんてあるんですね。その後、どうされたのですか?」
皮膚科医さん「両親と折り合いがつかず、徐々に彼女とも関係が悪くなり、別れました。」
そりゃそうでしょうね。
義両親にブスって言われながら生きていく人生なんて、悲しいですからね。
皮膚科医さんは、イケメンではなかったので、ご両親の顔もそこまで整っているとは思えないのだが、
息子の結婚相手には美人を求めるんだと思うと、ちょっと変わっているのかもしれないと思った。
反対した原因はもっと他にあったのかもしれないけれども。
平日の仕事終わりで明日もあるので、そこそこの時間で切り上げ、次回のデートの話をして別れた。
帰りの電車で、お礼のLINEが来た。
皮膚科医さん「今日もありがとうございました。なんか変な話ばかりしてしまいましたね。また良かったらお会いしましょう」
確かに宗教の話にしても、元カノの話にしても、話が変な方向に展開されていた。
私「こちらこそありがとうございました。またお会いできたら嬉しいです。」
皮膚科医さん「次、付き合う人は結婚する人って、本気で決めてるので、その気がなかったらお会いしないほうがいいのかなって思います。もし結婚前提でならお会いしましょう。」
結婚前提でデートを約束するって、不思議な感じがする。
皮膚科医さん「次回は仕事が終わった後に、僕の家の近く(都内でも都心ではない場所)で会いませんか?帰りは車で送りますよ」
私「お仕事が終わった後でお疲れのところ、車で送っていただくなんて申し訳ないです。」
はっきり言って、夜に、皮膚科医さんが運転する車になんか乗りたくないので、やんわり断ったところ、返信が途絶えた。
2.3章でご紹介したとおり、
返信が途絶えるような人は、交際終了とすべきと決めていたので、皮膚科医さんとはこれにて終了である。
なんとも呆気ない終わり方だった。