3.4.4 活動実績 内科医大学院生さん
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相手:33歳 内科医(大学院生) 国公立医学部卒
場所:ペニンシュラ東京の前のカフェ(今は閉店)
前回に引き続き、東大理Ⅲ→医学部シリーズをご紹介したい。
よく考えたら、開業美容外科医さんはお会いできなかったので、カウントしないとしても、このスペックを持つ天才3名とお会いした。
東大理Ⅲは、受験生全体の上位0.01%が合格すると言われていることを考えると、こんな天才とお話できただけでもありがたい。
今回は、大学院生である。国立の研究所で、感染症の研究をされているとのこと。血液関係の感染症をテーマにしているようだ。
私「大学院生さんは、将来の夢ありますか?」
大学院生「本当は、国境なき医師団で感染症の治療をするような仕事につきたいのですが、家族が反対していまして。」
私「たしかに、安全面を考えると、心配ですよね」
婚活でお会いした医師の中には、休日、当直などのバイト三昧で、単にお金がほしいだけじゃないかって考えてしまうような生活をしているお方もいた。
それに比べ、厳しい環境の中で、病気の人を助けたいというお気持ち、なんと素晴らしいのだろう。
このような志を持つ夫を、潔く送り出せる奥様ってすごいな、私には難しいんだろうなと思いながら、大学院生さんの将来の夢を聞いていた。
大学院生さん「国境なき医師団に行けないのなら、アメリカに研究留学行きたいです。だから、結婚相手には、仕事をセーブしてもらいたいし、子育ても任せたいというのが正直なところ。子どもが中学生くらいになって手がかからなくなったら、また仕事してもらえると理想です。」
10〜15年のブランクがあいても働ける仕事ってどんなのがあるのだろう。
その後、趣味の話など他愛もない話をして、お見合い終了。
きっと、私たちは向かう先が違うんだろうなと思いつつ、またよかったら〜と言って、別れた。
数日後、結婚相談所を通して、「ご縁がないように思いました」との連絡が届いた。
自分でもちょっと違うなと思っていても、断られると悲しい気持ちになる。でも、婚活ってそんなもんです。