3.4.1 活動実績 国家公務員さん
ここからは、婚活で知り合った人々との出来事を紹介していきます。
case 1
相手:37歳 国家公務員 東京大学大学院卒
お見合い場所:カフェ・ア・ラ・ティエンヌ@日生劇場
帝国ホテルの入り口で待ち合わせ。
てっきり帝国ホテル内のカフェを予約してくれているのかと思いきや、向かいの日生劇場のカフェへ。
私「師走のお忙しい時期に、お時間を作っていただきありがとうございます。」
国家公務員さん「昨日も忘年会で、3次会まであって、寝不足で眠いです。」
国家公務員さんは、お仕事や飲み会で毎日とてもお忙しそうだった。所属する省庁は外務省とのこと。
外務省の仕事は、担当する国、地域によって難しさや忙しさが違うけれど、北〇鮮を担当していたときは、ものすごく大変だったと、苦労話をたくさんしてくれた。
私「それだけお忙しい生活をされているということは、結婚相手には専業主婦を希望されているのでしょうか?」
国家公務員さん「いいえ、そんなことないです。仕事は続けてもらいたいです。共働きはリスクヘッジになりますから。」
私は働き続けたいという希望があったので、働くことに対して肯定的であることはありがたかったが、"リスクヘッジ"と言葉が出てきて驚いた。
私「国家公務員さんは子どもほしいですか?」
国家公務員さん「もちろんです。」
私「子育てをしながら、仕事するって、家族の協力がないと難しいですよね。」
国家公務員さん「僕は仕事が忙しいので、子育てのサポートはほとんどできないと思います。」
私の職場では、共働きするために、育児休暇を取得している男性もいるし、子どものお迎えをするために、早めに帰る男性もいるので、最初から子育てのサポートはできませんって言われて、驚いた。
国家公務員さんの場合は、結婚相手には、子どもの世話をしっかりしてくれて、かつ、しっかりお金を稼いでくれる、そんな方を探しているんでしょう。
私は、そんなスーパーマンではないので、国家公務員さんの相手にはふさわしくないと判断し、カフェに入ってから30分しかたっていなかったけれど、早く切り上げ、会計に向かった。
お店の人「お二人で1000円になります。」
国家公務員さん「半分出しますね。」
たった500円程度のお茶でさえ、割り勘することになった。この瞬間、専業主婦なんてとんでもないんだろうなと納得した。
国家公務員さんは、数ヶ月後、結婚相談所を通して再度お申込みをしてきた。私とお茶したこともきっと覚えていないんでしょう。
なんといっても、最大の驚きは
私が2社目の結婚相談所を探している時に、とある結婚相談所で、サンプルとしてこの国家公務員さんの紹介カードが出てきたことだ。どうもスーパーマン的な女性とはまだ巡り会えていないようだ。